サハラ砂漠の興奮さめやらぬまま、朝食後はすぐに出発。砂漠の道、カスバ街道をひた走りワルザザードへ向かいます。その途中で立ち寄ったいくつかのポイントをご紹介します。
とにかく砂漠、砂漠、砂漠です。でも、砂と岩ばかりのこの地にもオアシスと称される街があり、人々が生活しています。学校らしきものもあり、自転車に乗って走るティーンエイジャーの姿を何人も目にしました。彼らは毎日どのような暮らしをして、何を考え、いかなる夢を抱いて生きているのか知りたいと思いました。約90%以上がムスリムであるこの国。女性たちはほぼ全員ヒジャブを纏っています。モロッコの女性たちはイエメンやサウジアラビアのムスリムのように全身を覆うタイプのものを身につけている方は少なく、ショールで頭部を覆う方々が多かったです。
ワタクシこの入り口や小さな窓しかない、砂漠にぽつんと建っている建物を見た時、ドラゴンクエストに出てくる武器屋トルネコを思い出したのでした(笑)
サハラ砂漠では太陽光発電の開発が進められており、砂漠の各地ではソーラーパネルが見受けられました。この事業がうまくいって砂漠に住まう彼らの未来がもっと豊かなものに変わっていけばいいいですよね。
カスバ街道に点在するオアシスには、アルガンオイルやローズエッセンスの工場があります。もちろん購入もできます。アルガンオイルは食用とお肌用があり、ええワタクシもがっつり買いましたとも♬顔に塗ればお肌しっとり、食用もオリーブオイルよりオメガ3の含有量が多いとのことでめっちゃオススメです。ナッツフレーバーや蜂蜜入りのものはパンに付けるとグー♬ ローズエッセンス工場の画像は写真を撮っていないのですが、これも行ったら買うべし!。日本に持って帰ったら、ローズウォーターがたっぷり簡単に作れます♥
こちらはアルガンオイルを砕いてオイルを絞っている作業場です。
日本語の効能書きもありました!
カスバ街道の途中にあるビッグな観光ポイントはトドラ渓谷です。
アトラス山脈を流れるトドラ川によって形成されたもので、渓谷沿いにはカスバ(城塞)と呼ばれる元住居もあります。ここは親族一同が暮らす建物だったそうです。
観光客も多いわけですから当然、物売りの方々がズラリといらっしゃり、ホテルもあります。
このトドラ渓谷はロッククライミングの名所でもあるらしく、チャレンジしているクライマーの方もいました(゚ロ゚屮)屮 ちびる…www
これは進入禁止の標識ですかね?ステッカー貼られまくりですが。
次の宿泊地ワルザザードまでは延々7時間のバス行程でしたが、立ち寄ったところはそれぞれに興味深く、心に残るものばかりでした。映画やゲームの中でしか見たことのない世界が次々と目の前に繰り広がっていくわけですから。
次回は映画撮影でも有名な砂漠の地のハイライト!アイト・ベン・ハッドゥへご案内します。
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