表参道のデンクシフロリで休日ランチ（メニューはディナーコースと同じです）をいただいてきました。ミシュラン★★店の「フロリレージュ」と同じくミシュラン★★店の「傳」がコラボした、創作料理のレストランです♬フレンチと和食が融合したイノベーティブフュージョンで、素材の使い方が斬新で盛り付けのアイディアもおぉ！と感動するひと皿ばかりです。
メニューはこちら。
でもこのメニューには食材の名前しか書かれておりませんで、1行分の食材がひと皿分ということなんですが、サーブされるまで一体どんな料理が出てくるのか分かりません。ドキドキドキ♥
ひと皿目は「穴子 ビーツ」です。
一見するとフランボワーズの入った羊羹か！！と思いきやこちらは穴子とビーツのミルフィーユでその間にバルサミコが仕込んであります。添えてある大葉と生わさびを乗せていただくとたまらなくブリリアンス・; :*:・｡,☆ﾟ’・:*:・｡,こんな料理方法があったのかとのっけから驚かされます。
ふた皿目は「かぶ 白子 白菜」です。
なんと出てきたのはパイ包みのクリームシチュー！上のパイ部分をスプーンでほぐすと中にはホワイトクリームシチューが現れます。このシチューの中に白子がひっそりと隠れていてお口にたまらん至福をもたらしてくれます。右上の器には細く千切りされた白菜のあえもの。これもさっぱりした味わいで、これだけなら柚子と和えたりすればちょっっとだけ近い物が真似できるかも。とにかくこのパイ包みのシチュー、絶品でございます。
続きまして３皿目は「卵 チーズ」です。
この正体はとろとろのオムレツでした。しかしこれはワタクシごときが遅く起きた日曜日に焼き上げるような形態破壊したオムレツとは当然ながら、味わいもお姿も全く異なる物です。卵とチーズがきっちりと一体化した生地で焼き上げられており、なめらかで段差がありません。さらにそのうえからベールのようにあしらわれた餡がこのオムレツに清らかな艶めきを添えています。口のなかで優しくとろける美味しさはまさに幸せと言わずして何でありましょうか。
４皿目は「かぼちゃ きのこ」です。
これはなんとなく天ぷらっぽいな〜と想像しておりましたが、当たりでした！
画像を見ただけでは、え？これ天ぷらっすか？と思われるかもしれません。この上に覆い被さっているえのきのソテーの下には、薄い上品な衣を身に纏ったかぼちゃが隠れております。これがまた柔らかくてとっても甘〜いんです♥皿の右側にある黄色い○はカレーのソース。ちょこっと浸すだけで味変が楽しめます。
さあ、そろそろメインも近くなってきました。５皿目は「鍋」と書かれています。え？ここで鍋が出てくるの？食べ切れるかしらん♬と少食ぶって軽く身構えてみますと…・
なんと出てきたのは「ちび太のおでん」であります。厚揚げ、こんぶ、練り物、ドライトマトが串にささった可愛い姿で提供されます。右側に乗っているのは一見辛子のようですが違います。これを皿に残った出汁に混ぜ合わせて、最後にお匙でいただくのです。おでんとフレンチが融合したの新感覚なひと皿でした。
６皿目は「鶏 小松菜」であります。
撮影用に見せてくださった丸焼き状態の鶏肉…。覚悟を決めて足を組んだお姿が哀れを誘いますが、この子は切り刻まれてこのようなお姿でサーブされました。下に敷かれた小松菜ともよいコントラストです。串料理がこんな小洒落た逸品になるのだなと、これからはご家庭でいただく焼き鳥や串揚げも、盛り付け方とちょっとしたプラスαでメインディッシュになれるわねφ(．．)ﾒﾓﾒﾓと学習いたしました。
そしてデザート前の最後となる７皿目は「土鍋ご飯 牛 クレソン」。
土鍋ご飯大好きなのでこれは嬉しい♬上に乗ったコンビーフをほぐして混ぜ混ぜしながらいただくのですが、２杯目もよそってくれます。２杯目は土鍋の底に貼り付いているお焦げ乗せバージョンです。うーん、日本人で良かった〜♥
ラストのひと品は「甘味」です。
実は選択肢は２種類ありまして、１つめは「固めのプリン」、もうひとつは「餅包みのアイス」。。。ちょいとばかし迷いましたが後者を選びました♬
柔らかいお餅に包まれたバニラアイスにはちょこと小豆あんも同伴しております。しかし、他のお客さまのお皿を見て後から気がついたのですが、この２種類を半分ずつ両方出していただくこともできたようです。しまった！！！後悔先に立たず。でも、このお餅アイスも美味しかったので満足です。下に敷いてあるカルカンも舌が喜ぶサクサク感でした。
デンクシフロリ！かなり気に入りました。月に一度は行きたいお店です。
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