review

MONET/モネ 連作の情景

上野の森美術館 THE UENO ROYAL MUSEUM
開催期間 2023.10.20-2024.1.28(本日が最終日)


見に行ったのは3ヵ月くらい前ですが、本日28日が最終日のようなので思い出しながらご報告します。私が行ったときには予約していたせいもあってかなりスムーズに入場できて、人の頭越しに見なくてはならないようなこともなく、比較的ゆったり見られました。

今回の特別展のキャッチコピーは「100%モネ」。多くの場合、ひとりの画家の名前を冠にした美術展って、その画家が影響を受けたり与えたりした人物の作品や同時代に活躍した同じグループに該当する作品が展示されていることが多いわけですが、今回の美術展はほんとにモネ作品ONLYでした。

しかしながら(ここからは完全に私の個人的な好みなのですが…、お気に入りだった皆様どうかお許しを…)、いわゆる華のある目玉作品はなかったなぁと感じてしまいました。(根がキラキラ系好きなもので…)。。。

しかも今回のモネ展でフィーチャリングされていたのは一連の「積みわら」作品。感性が貧困なのかこの私の歪んだハートにはあまり響くことがなく、もちろんジヴェルニーの庭の睡蓮や花々、アルジャントゥイユやプールヴィルの風景、ロンドンのウォータールー橋などのモネ作品はとり揃えてはありましたが、「ポストカード買って行こうかな〜」とか「図録買っちゃおうかな〜」とか、思えなかったんですよね…_| ̄|○

撮影可能な作品も多数ありましたが、撮ったのはほんの数枚に留まり…。<おめえ!モネをちゃんと理解しているのか!!>とお叱りを受けても、ごめんなさい私の目、曇ってますの_| ̄|○としか申し上げられず。。。



一応、今回の代表作になっている「積みわら」…撮ってません。ターナーの「霧のウォータールー橋」は大好きな作品なんですけど、今回展示されていた一連のウォータールー橋、撮ってません。ジヴェルニーの庭の花々もほんの数枚撮っただけ。。。

ここで、恐れ知らずの手前味噌をあて申し上げます。私が10月に高知のマルモッタンで撮ったジヴェルニーの庭の写真だってけっこうイケてると思うの。。。(☆α==(・・#)パーンチ)ま、絵画と写真を一緒にするな!ですけどね(笑)

ところでモネ展、今年2024年にまた開催するそうですね。

【モネ 睡蓮のとき/Le dernier Monet Paysages d’eau】
2024.10.5-2025.2.11 国立西洋美術館


そして昨日からは印象派展も始まってます。これは早めに行かねばです。

【印象派/モネからアメリカへ-ウスター美術館所蔵-】
2024.1.27-2024.4.7 東京都美術館


モネや印象派は美術館にとってはドル箱展覧会なんでしょうね。日本にはファンが多いですからね〜。これは私の私見ですが日本人は、桜の花びらのような淡くはかない色合いや表情に自らを重ねたりするのかなぁ。一瞬に美しく咲いて命を散らす桜と、光の移ろいで一瞬にして表情を変える印象派の作品には、相通じるものがあるのかな、なんて感じてます。

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