Japan

EXPO 2025忘備録<9/28-10/1>3日目・4日目

いまワタクシの心の琴線をかきならしまくっているもの。それはミャクミャクであります。このビミョ〜なキャラの何が自分の魂をこんなにも揺さぶるのか……、わかりません。
されど動画や画像やグッズを見ているだけで愛おしさがこみ上げてスイカぐちの笑顔になっている自分がいるのです。哀しみも苦しみも寂しさもすべてが癒やされるかけがえのない存在。これはもう理屈を超えた推しであります。ミャク推しです!I am ミャクラーです!!

「細胞」と「清らかな水」がひとつになって関西の湧き水から生まれたというジェンダーレスな生命体。商魂たくましい関西人のスピリットが宿りつつもキュートで憎めないパーソナリティ。万博が終わってもずっと愛される続けるキャラとしてミャクミャクと存在し続け、みんなに幸せを振りまいて欲しいものです。

さて万博行脚も3日目となりました。ここまで過ごして、現地にいなければ知り得ないいくつかのことも学習いたしました。パビリオンを見学する1日のプランニングは午前中が命!当日予約は入館して10分後からが勝負!当日予約は複数人数を紐付けすると圧倒的に不利。いっそ一人ずつ別々に行動することを決めてトライすると勝ちやすい。つまり早めに入場列に待機して、ほぼきっちり9時入場することがめっちゃ大事なのです。とはいいつつ、せっかく来た万博会場で絶えずスマホをちまちまチェックするのもやるせないもの。パビリオンにこだわらずスマホをしまって頭を上げて、この祝祭の空気感を心とカラダで楽しむのも万博での過ごし方だと思いました。

【9/30火】
この日の入場予約は9時の東ゲート。本日最大の目標はフランス館です。万博行きを計画した時の重要ミッションは①イタリア館にできるだけ短い時間で入館する!②フランス館にできるだけ短い時間で入館し、ブランジェリーで限定クロワッサンを買う!③ミャクミャクグッズをたくさん買う!でした。極端に言えばこの3つが達成できれば他の物が何も見られなくても悔いなしと思っておりました。が、昨日までの2日間で①と③はクリアでき、本日は②を達成できれば自分的にはミッションコンプリートなわけです。

夢洲にたどり着いたのは8:20頃。予想通り人々がわらわらと集結しています。すると並んでいる最中にとある重要情報が耳に入りました。「23番の入口からだと早く入れるんやなんでかわからんけど早いんや」。地獄耳の巻物を持っている私らがその情報を無駄にするはずがございません。並び列がじわじわと前にすすむにしたがいゲートの左奥の方へすりよって行き、23番の入口列につきます。ホントに早いのかどうかわかりませんが、チャンスは1度きりであります。ところがどっこい!確かに早いかも♬この23番出入り口を仕切っている係のおっちゃんのアナウンスも優れています。「みなさん、早う中に入りたいやろ〜。まずはスマホはバッグにしまって、飲み物は手えに持ってな〜。そうすることで係員は早く処理できるんです。ちょっとでも早く入りたいやろ〜。」と、係からの指示を押しつけがましく言うのではなく、並んでいる人のベネフィットを考慮した伝え方をしてるんですよ。並んでいる人たちもうなずいたり笑ったりして言われたとおりにしています。このおっちゃんがいつも23番にいるとするなら、列の進みが早いのはこの方のせいだと確信しました。マジ、勉強になりました!!これからの人生でも大いに役立てたいと思った次第です。そのおかげで、フランス館の待機列約20分の最後尾につくことができました!やったぜ!ヴィトンもロダンも俺のものだ\(^o^)/

【フランス館】(並び時間約20分)

さて、フランス館。予想はしておりましたが、いまいましいほどおサレです・+(*゜∀゜*)+・; :*:・。,☆゚’・:*:・。,展示品もさることながら、見せ方や展示の仕方が素敵なんですわ。



ヴィトン、ロダンの彫刻、ディオールの趣向を凝らしたオブジェの展示、パリの屋上で踊るコンテンポラリーダンスの動画、奇跡の庭に立つ樹齢千年を超えるオリーブの木、ショーメのジュエリー、アルザスワインの展示と解説。「愛とアルザスワインほど、悩みを忘れさせてくれるのに良い方法はない」。愛とワインとアートと自然…、これぞフランスですね。

パビリオンを出た後はメゾンカイザー監修のブランジェリーにも並びました。こちらも待ちは20分くらいだったかな。限定の「クロワッサンルージュ」「クロワッサン抹茶」買いましたとも!袋も可愛いです♬

さて、フランス館並びは2時間を予想していたのに、こんなに早く入れてホクホク(*^_^*)

まだ10時台じゃねえか!!そこで並びながらゲットできたパビリオンはオーストラリア館であります。ここのカフェの食べ物も美味しいと聞いていたのでさっそくGO!

【オーストラリア館&CAFE KOKO】(当日予約)

空間一杯の自然風景や天井に広がるオーストラリアの夜空と南十字星がキレイでした。

オーストラリア館のCAFE KOKOではアツアツさくさくのポテトとミートパイ、リーフサラダとカフェラテをいただきました♬うめえ(*^_^*)


【ベルギー館/キッチンカー(並び時間約30〜40分)】

こうなりゃやはり、ベルギーワッフルも食べたいのぉ〜。というわけでベルギー館はけっこうあこぎな並び列だったので、パビリオンは外観だけ眺めて我らはワッフル販売のキッチンカーの列に並びました。(しかし、これも軽く30〜40分並んだかも)

チョコチップのリエージュワッフルとまたまたカフェラテをチョイス。今日はミッションもクリアしたのでもはや余裕ぶっこいています。もう当日予約も難しいし、並びが停止中のとこもいっぱいだし。そこで、ツレがチェコビールを飲みたいというのでおつきあいいたしました。

【チェコビール】(並び時間約20分)

ツレがビールを買っている間、ワタクシは屋根のあるところに座ってぼーっとしていたのですが、戻って来てひとくち飲ませてもらうと、これが美味い!!!!ワタクシ、ビールとはきわめて浅い関係しか結んでこなかったのですが、これはめちゃ美味しい!もうひとくちおねだりしちゃいました。

これはチェコのピルスナーウルケルというビールだそうで、画像では泡はもうなくなってますが、泡の量を調節して注いでくれるマイスターがいらっしゃるそうです。これは帰ったら買いたいとAmazonで探してみたところ売ってるやんけ♬しかし、注ぎ方で味わいが変わるのだとしたらこのビールが飲めるチェコレストランかバーを探した方がてっとり早いのかも(._.)φビールに対する価値観が変わる一杯でした。

ビールを飲みながらのんびりしているとなにやら背後で水上ショーが始まりました。


しかし、昼間の水上ショーごときで満足した自分が、返す返すも悔やまれます。たとえもみくちゃになろうとも帰りの出口がカオスであろうとも「アオと夜の虹のパレード」を見ておけば良かったです。(ただいま自己大反省会ちう_| ̄|○)

さて、この後はどうしましょ。やはり今行くべきは待ち時間0分の呼び声が高い「アラブ首長国連邦/UAE館」しかありません。昨年行ったモロッコ旅行の経由地でもありましたのでご挨拶しないわけには参りますまい。

【アラブ首長国連邦/UAE館】(並び時間0分)

中はナツメヤシの柱が立ち並ぶゆったりとした広い空間で、涼しさが快適。展示も予想外に興味深かったです。中でも7つの首長国の砂漠の砂の違いを説明してくれた係員のお兄さんのトークが最高!流暢な日本語を操り、スラングを織り交ぜながらの軽妙でフレンドリーな説明はまさに彼のショータイム。一気にUAEへの親近感が湧きました。彼にこの万博のベストパフォーマンス賞をあげたいと思いました。いや〜面白かった〜。

お次に入れそうなパビリオンは、おーこれこれ、北欧館です。

【ノルディックサークル/北欧館】(並び時間約10分)

ここは大きなひと部屋に北欧5ヵ国(デンマーク・フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・アイスランド)の展示が並んでいるのですが、あまり説明などはなく天井から写真が円を描いて展示されています。心地良さげな椅子も並んでいて「まぁ、ゆっくり涼みながら休んでいきなさいな〜」と言われている気がしたので、そのお心を真摯に受け止めました(笑)

ふぅ。そろそろ夕暮れの時刻になってきました。花火の時間まであと少し。その前にカキゴーラーを自認するワタクシが行っておきたいなと思っていたカフェがありましたんで、空いてそうな時間を狙ってGO!

【SUNTORY PARK CAFE】(並び時間約20分)

ここに来た理由はただひとつ。鵠沼の人気かき氷店「埜庵」さんが監修したという、天然氷のかき氷をいただくことであります。

ふわふわの氷に抹茶ソースとミルクソースをかけていただく、ベーシックながらも美味しいかき氷です。ぐふふ、満足満足。サブミッションをまたひとつクリアです。

さあ、外はすっかり夜のとばりに包まれております。まもなく花火の時間です。大屋根リングもライトアップされていい感じ。今日はリングの上に登らず、下から花火鑑賞をいたしました。見るのに集中したので花火の画像はあまりありません。

何度も言うようですが、このあと最後まで粘って「ドローンショー」や「プロジェクションマッピング」や「アオと夜の虹のパレード」まで舐め尽くさなかった自分を思いっきり折檻したい気持ちでいっぱいです(;。;)もう夜の滞在ができるのはこの日が最後だったのに。どんなに綿密な計画を立てても、物事がうまくいっているように見えても、人生に心残りはつきものなんですね。今日もまたお勉強させてくれてありがとう万博。

【10/1水】

泣いても笑っても今日がマイ最終日。この先ワタクシが生きている間に日本で万博を見られることはないでしょう。まさに人生は一期一会。今を大事に生きなきゃなぁ…とここでもまた万博から学ぶ自分って、案外見どころあるじゃん♬

最終日の今日はうかつにも東ゲート11:00を予約しておりました。ちきしょーこの日も9時にしておけば、心残りのヨルダン館クウェート館、またはその両方が確実に見れたはず!!!しかしゲートを予約した3ヵ月前には今の状況など予想もしておりませんで、人生あきらめワルツも肝心ですわい。しかしこの日は2ヵ月前抽選でNTTパビリオンが当選しております。もしかして、今日見られるのこれだけか(^0^;)??いやいや、最後まで諦めずにとことん楽しむぞ!帰りの新幹線の関係で17時半くらいには万博会場を出なければならないので、その数時間で何するか???そんな我らが選んだのは以下のメニュー(ってか行き当たりばったり)でした。

●コモンズ館A⇒B⇒C⇒D(5分程度の並び)➡●NTTパビリオン(2ヵ月前抽選で当選)➡●ネパール館➡●静けさの森➡DEGITAL TRAVEL ZONE

【コモンズ館A〜D】(それぞれ並び時間5分くらい)

小国や様々な事情で独自のパビリオンが出せない国々が共同で出展しているコモンズ館。アフリカや中南米、大洋州の島々、アドリア海やバルト海沿岸の個性的な国々が集まっています。大国ばかりでなく、名前もよく知らなかった国々の文化や歴史と触れあえるのも万博の魅力ですよね〜。特にコモンズ館Cはニュースを騒がせているウクライナやイスラエルの展示があり、他のコモンズ館より賑わっていた気がします。

【NTTパビリオン】(2ヵ月前抽選予約)
実は当選していたもののあまり下調べしていなかったのですが、かなり面白かったです!!1970年と2025年の万博を繋ぎながらperfumeが歌い踊る3D映像が楽しい!希望する来場者全員のスキャン画像を撮って、その画像が年をとったり若くなったり、溶けてくずれたりするのも面白かった。入れてよかったパビリオンでした。動画の一部を短くトリミングしてお届けいたします。3D動画なので3Dメガネ持ってる方はかけて見ると楽しいかも。
Perfumeは活動休止しちゃいますしこれは貴重ですね♥


さあ帰りの時間もだんだん迫ってきました、他に見られるとこあるかしらん。

【ネパール館】(待ち時間ほぼ0分)
うふふ。ありましたよありましたよ、すぐに入れるとこが。時間があればネパールカレーを食べてもよかったかな〜♬

これで今回制覇したパビリオンは以上です。あぁ〜もう一度来たかったななぁ。

最後はこのDIGITAL TRAVEL ZONEで旅の動画を見て、ここの休憩所でお休みしてから新大阪へと向かいました。

以下、興味あったけどはいれなかったパビリオンです。

4日間に及ぶワタクシの初めてかつ最後の万博ともこれでお別れです。いま夢洲駅の構内では、ミャクミャク様が躍りながら「さみしいね〜。万博終わっちゃうね〜。ほんとにほんとに最後だよ〜。だからグッズ買って〜!!!買って!買って!買って!」と愛らしい圧力をかけてくる動画が流れています。(やはり、ミャクミャク様には関西人の血が…笑)それを見るだけで笑いながらもせつなくなっちゃいます(;。;)

最後の1週間。これから行かれるウラメシイ(じゃなくてウラヤマシイ)方は、思い残すことなく楽しんで来てくださいね。

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    LULUCA
    ●copy writer(main job)●photographer(side job)●parallel carrier(side job)★2012年に突如夫が失踪(行方不明)。後にそのまま離婚。現在は社会人になった娘と共に、自由気ままな毎日を過ごしています。こんな私が写真と文章で表現する、デコボコな日々をご賞味くださいませ。