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カプリ島で朝食を

カプリ島を訪れる多くの観光客は、「青の洞窟」を目指して半日観光というパターンが多いと思うのですが、青の洞窟に入れるかどうかは海の神ネプチューンのみぞ知る賭け。だったらゆっくり滞在してこの島をゆっくり楽しもう♬というもくろみでホテルを2泊分予約しました。まぁ、大荷物持って1泊ずつ移動していくのはしんどいし、宿泊すれば青の洞窟を見るチャンスは2〜3回あるし♬とも思ったわけです。そんなわけでナポリの「calata porta di massa」(ナポリ港のひとつ)から大型フェリー(caremar)に乗ってゆるゆると18:17着のカプリ島へandiamo!!しかし、なんと到着するとしとしと雨…。。。しかもけっこう寒い(;。;)これは想定外でして、ずっとお天気だった今回の旅の中で唯一のトホホでした。港からホテルまではほんの500mくらいなのですが、ずっと上り坂…。今までの行程でちょっとくらいの坂は楽勝だぜぃと思っていたものの、寒い中、くそ重いスーツケースをゴロゴロしながらしとしと雨に打たれているとみるみるうちにHPがゼロに…。しかも着いたホテルはとっても可愛いのに、まさかのエレベーターなしの3階。もう無理…っす(;。;)。

すると階段の上から私の名前を日本語で呼びかけるほほえみの女神が降臨・+(*゜∀゜*)+・; :*:・。,☆゚’・:*:・。,なんとこのホテルの経営者ご夫妻の奥様は、ホテル内のレセプションも務めている日本人のSatsukiさん。出発前にやりとりしていたメールはイタリア語か英語だったので、そうとは全く気づかず。しかもこのSatsukiさん!この20kg以上のスーツケースを「お♬これなら行けるかも」と担いで部屋まで運んでくださったんです。もうホントに感謝の気持ちでいっぱい!感激のヴェスビオ火山大噴火であります。(後になって気がついたのですが、「ホテルにはエレベーターがないので港にいるポーターさんに運搬を頼むといいですよ」と教えてくれていたのを見逃していたのでした(^0^;)もちろん帰りはホテルの部屋から港までの運搬をポーターさんにお願いしました。スーツケース1個で10EURです。)

Satsukiさんは元旅行会社に勤務されていたそうで、街の地図をくれて、見所スポットやおすすめレストランをあれこれ詳しくメモって教えてくださり、カプリ島ってけっこう広いんだなぁ〜(゚ロ゚屮)屮と再認識。で、実はこの翌日私たちはフェリーでソレントを日帰り観光するつもりだったんですが、そのことをお話しすると「ソレントにいったい何があるというのですか?」と、村上春樹の旅行記のようなことをおっしゃられ。。。いや特に…ソレントで何を見たいってわけじゃないんすけど…、有名な街だし…、「帰れソレントへ」なんつー歌もあるから、きっといいところなんじゃないかと…。すると「自分が住んでるから言うわけではないんですが、特に目的がないのならカプリ島をじっくり回る方が絶対オススメですよ♥」とのサジェスチョン。そう聞くと女心は寄せては返す地中海の波のごとくゆ〜らゆら(笑)。そしてフレキシブルな我々はまたもや緊急作戦会議…。たしかにソレントに行っていると思いのほか広いカプリ島を満喫できないなぁ…。そして男前の我々はカプリ島↔ソレント間のもうキャンセルできない往復フェリーチケット1人約9,236円を潔くドブに捨てることを決意。チップじゃ、とっとけ!!!ここまで来たらはした金より時間と体験が大事じゃ。私たち老い先に限りがあるっつーのよ。翌朝はsatsukiさんが作ってくれた朝食を海の見えるベランダでいただき幸せいっぱい♥しかし、うっかり席を外すとカモメがすごい勢いで朝食めがけて襲ってきます。だから食べてくるときは席を立たないのが鉄則。でもホント、最高の景色です!


ここが昨日着いた港。乗ってきたのと同じ大型フェリーが停まってます。

カプリ島は大きく分けてカプリ地区とアナカプリ地区がありカプリ地区は比較的現代的でこじゃれた店やブランドショップなんかも建ち並ぶ賑わいのあるエリア。そしてアナカプリ地区は少しノスタルジックな感じでこの土地の民芸品や特産品のお店が多い印象です。でもこの両者は山を越えないと行けないので歩いて行くのはかなり大変。なので港から出ているバスで両方のエリアを散策します。まずはアナカプリへGO!

昨日はこの坂道を雨に濡れながらゴロゴロ昇ってきたのですが、今日はいい天気!

バスのチケット売り場が見えてきました!

小さめのバスにぎゅうぎゅう詰めになり難儀な体勢で到着したのがアナカプリの広場です。

細い道があるとつい入って行きたくなる。。

アナカプリの博物館「VILLA SAN MICHELE」の中を見学してみましょう。下の画像のピンクの靴はワタクシです。。

タイルに描かれたカプリ島の地図。

カワイイピンクの建物はホテルのようです。


こちらは「Chiesa di San Michele Arcangelo」サン・ミケーレ・アルカンジェロ教会。


さて、そろそろカプリ地区へふたたびバスで移動します。もはや画像を見てもそれがどっちのエリアにあったか分からなくなっております_| ̄|○なのでアナカプリとカプリが混ざっていたら許してね(^з^)-☆Chu!!まぁ、ぜんぶまるっとカプリ島っつーことで(笑)

ここがウンベルト一世広場です。


さて、お腹が空いたのでここでランチタイムにいたします♬

シーフード盛り合わせ、ボンゴレ、ピッツァマルゲリータなどなどをいただきま〜す。う〜沁みるぅ!

お腹を満たしてエネルギーをチャージした後は、またもや島の遠くの方まで行っちゃいます。今日もまたまた登山かと思うほどの坂道&階段続きであります。

門が閉まっていて入れませんでしたが、ここも名所の道らしいです。閉まっててよかった(笑)

目指していた「天然のアーチ」に到着!ふぅ遠かった〜。ここまで行く人は少ないらしく、ホテルのSatsukiさんも驚いていました。だってすんごい坂と階段だったんですよー、私たちけっこうエラい♬

帰りはケーブルカーでフニクリフニクラと中心地まで戻りました。
と言いつつ今日の1日1ジェラート運動も忘れずに♬

ソレントに行くのをやめたおかげで、カプリをたっぷり楽しめて良かったヽ(^。^)丿。そして懸案事項の青の洞窟ですが…。午後を含めると3回トライするチャンスがあったのにどれもNG_| ̄|○洞窟の入口は高さが1mくらいしかなく、入れる時でもボートに寝っ転がって入口を進むのだそうです。なので天気が良くて穏やかな波程度ではダメで、海がほとんど凪いでいるときじゃないと難しいのだとか。。。なるほど(._.)φでも、ホテルのSatsukiさんのおかげでとても素敵な滞在になりました。皆様、カプリにお泊まりの際はぜひぜひ「Capri Inn」へ。そして、眺めのいい素敵なベランダでSatsukiさんの作った朝食をどうぞ♬

さあ、明日からはいよいよアマルフィ海岸地区を目指します!
Ciao Ciao Ciao♬

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